Giraffe+ 0.5.29.460
前リリースからの変化
- 選択位置の最適化が、セパレータを無視していたのを修正
- Boehm GCを7.0に更新
- GetIconColorとGetTextColorの戻り値にLOGBRUSHの要素を追加できるようにした
選択位置の最適化が、セパレータを無視していたのを修正
入力テキストが自動的に選択される場面で、セミコロン以降は選択しないのが仕様です。
Boehm GCを7.0に更新
いろいろ試したんですが、DllMainを使わない方法では、大量にスレッドを走らせたときにデッドロックするようで、どうしようもないみたいです。解決には、win32_threads.cのみでなく、全てのロックを把握する必要がありそうなので、結局DllMainを使ったスレッド数に制限のある方法に戻しました。
GetIconColorとGetTextColorの戻り値にLOGBRUSHの要素を追加できるようにした
マークアイテムの背景に格子模様を入れたくなってやってみましたが、期待したような結果にはなりませんでした。ビットマップなんかも扱えるようになったはずですが、面倒だし興味もないので試してません。LOGBRUSHの要素はlbColor lbStyle lbHatchの順です。
下記を実行するとクライアント領域の背景に薄い格子模様が入ります。
require('wingdi/bs' 'wingdi/hs') AddEvent& 'GetIconColor', [ {$color color:inc($color) BS_HATCHED HS_DIAGCROSS} ] AddEvent& 'GetTextColor', [ {$color.[0] $color.[1] color:inc($color.[1]) BS_HATCHED HS_DIAGCROSS} ]