Giraffe+ 0.5.49.634
前リリースからの変化
- Balloon.showのデフォルトフラグにSHOW_TOPMOSTを追加
- Object.&&と||を複数引数を取れるように改善
- StringとArrayのeraseをC++の仕様に合わせて、代わりにdeleteを追加
- String.trim*_ifを削除してString.trim*をメソッドを受け取れるようにした
Balloon.showのデフォルトフラグにSHOW_TOPMOSTを追加
グローバルな表示手段として使うと、メインウインドウ非表示時や、最前面ウインドウに重なってる時に見えないのは困りますし、ローカルなものなら、どうせすぐ消えるし、ということで最前面表示をデフォルトにしました。
Object.&&と||を複数引数を取れるように改善
これにより、角括弧のネストや無駄なメソッド発動を回避できるようになりました。
x.&& [y], [z] //xがtrueな場合のみyが、さらにyがtrueの場合のみzが評価される x.&& [y].&& [z] //同じ結果だが、xやyの結果に関わらず二個目の&&が無駄に呼ばれる。 x.&& [y.&& [z]] //xがfalseの場合に二個目の&&は呼ばれないが、角括弧のネストが醜い。
StringとArrayのeraseをC++の仕様に合わせて、代わりにdeleteを追加
結果、String.erase(uint, uint = 1)をdelete(uint, uint = 1)に、Array, String_array.erase(uint), erase(uint uint)をまとめてdelete(uint, uint = 1)に、それぞれリネーム、String.erase(uint, uint = -1)を新たに定義、となりました。
イテレータではなくインデクスで要素を削除する場合はdeleteを使う、ということにしました。それに伴い、Container.slice, slice_setがeraseではなくdeleteを呼ぶようになりました。
String.trim*_ifを削除してString.trim*をメソッドを受け取れるようにした
ContainerのSTLのalgorithm由来のメソッドの仕様に合わせました。