Giraffe+ 0.5b

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以前のリリースからの変化

  • reverse_iteratorのbaseメソッドとコンストラクタを実装
  • Context::wrap(bool)が定数を返さなくなっていたのを修正
  • 仮想関数を使わないclass gc_cleanup_tmplのできる限りの使用による効率化
  • class gc_cleanupの必要の無い部分でのclass gcの使用による効率化
  • Windowsのハンドルをポインタではなく、独立した型として扱うようにした
  • 新しい言語仕様に沿ったgiraffe-mode.lを付属した
  • Giraffe.Event.GetIconの戻り値を変化させないことを仕様とした

メモリ使用量が結構減りました。
あと、ハンドルを生真面目にポインタとして実装してたのを、利便性を考え独立した型とした結果、たとえばCWnd::operator HWND()を発動する場合、今まではMFC_CWnd.as_Pointer(Windows_HWND__)を呼び出していたのが、MFC_CWnd.as_Windows_HWNDとなりました。Windows_というプリフィクスを取り去ってしまうことも少しは考えていますが、とりあえずはこの形です。
giraffe-mode.lはインデントすらしませんが、以前の仕様のものを使うよりはマシです。


これからの予定ですが、特に無いです。MFCのGDIクラスを実装して、それらを利用する各種イベントを新設、見た目のカスタマイズをスクリプトで可能にする、という予定でしたが、どうにも綺麗な形というかフレームワークのようなものを思い描くことができず、全く進めていません。なにかこう、試してみたいGUIのようなものがあれば、とりあえずやってみるか、という気になれるんですが、そういうものがなにも無かったりもします。